KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

氷葬

氷葬

氷葬

作家
諸田玲子
出版社
文藝春秋
発売日
2000-10-01
ISBN
9784163195506
amazonで購入する

氷葬 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

みかりん

突然現れた夫の友達に頼み後をされる。一晩泊める事になったその夜その男に襲われる芙佐。芙佐はその男を殺して沼に沈めてしまう。そこから事件に巻き込まれる芙佐。夫も子供も大事だが、ほかの男に引かれる芙佐。なんとも切ない女心。

2021/02/18

mashumaro

江戸時代に起こった尊王論者弾圧事件、宝歴事件とそれに続く明和事件を題材にした歴史小説。事件そのものの重大さより、それに関わる武士や武家の妻女に降りかかる災難が臨場感たっぷりに描かれていて、先の見えない恐怖のようなものをドキドキしながら味わいました。そして、硬い武家の妻女の心を溶かすイケメン武士や妖艶な忍びの女、艶っぽさも満点の一冊でした。

2023/01/21

星落秋風五丈原

一夜の宿を貸した夫の知己である男に襲われ、激情のままに男を殺してしまった下級藩士の妻。死体を沈めた沼は氷結。しかし悪夢は終わらなかった。

2001/02/14

たーくん

市図。文藝春秋。山間の小藩を舞台にした時代小説。ふとした出来事から、歯車が狂い、事態は思わぬ展開に進む。

2014/09/30

なあちゃん

明和事件は全然知らなかった。 こういう、背景があったかもしれないと思うと、諸田玲子氏の目の付け所はすばらしいと思う。

2012/10/06

感想・レビューをもっと見る