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転がる石

転がる石

転がる石

作家
阿久悠
出版社
文藝春秋
発売日
2001-07-01
ISBN
9784163201801
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転がる石 / 感想・レビュー

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いろは

「貧シク赤ク胸悪ク」は、小説家の絶対条件らしい。偉大なる作詞家だった阿久悠さんが、本を描くとどのような作品になったのかと思って読んでみた。実に男臭い青春物語で、男女の物語だから結構な卑猥さもあった。主人公の青雲草介を取り巻く登場人物がとてもユニークで面白かった。友人の赤井健が自称「天才」で、病的と思えるほどの放言癖と虚言癖があり、ナルシスト(サイコパス?)。青雲草介は、赤井健と接吻して勃起までするが、女性とは勃起しても肉体関係を持たない。そういう人間も物語も単純ではないところが、この作品の面白さだと思う。

2018/03/05

takao

ふむ

2024/03/20

織田陽平

かの名作詞家の自伝的小説。 なんかもう、むず痒く切な甘酸っぱいあの頃な雰囲気がたっぷり。 章ごとに時代が少し進んでいってるの島耕作的な展開で、シンプルに楽しめた。 古き良き昭和の青春。

2021/02/26

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