アメリカン・デス・トリップ(上)
アメリカン・デス・トリップ(上) / 感想・レビュー
ツカモトカネユキ
2001年発刊。アメリカン・タブロイドからの続巻。JFK暗殺事件の後の物語。主人公は、引っ張るタイプから引っ張られるタイプのテッドロー。今回は、引っ張ることで周辺がどう変化が起こるかという流れです。前回からの出演多数で、登場人物一覧を確認しながら読み進めます。JFK事件の真相究明と公民権運動のコントロール、ラスベガスを中心にマフィア、FBI、CIAの思惑とやりとりが絡み合います。時代はキューバからベトナムへ。相変わらず、グロくえぐい描写。それぞれのだましあいが始まります。先を知りたくて下巻へ続きます。
2020/12/22
よっちゃん
ストーリーが複雑すぎる。しかも特異な文体で、背景説明を極力省いてある。事実と虚構との区別は日本人ではつかないのが普通でしょう。途中何度か放り出したくなりました。 下巻に入っていくらかストーリーがまとまってきます。しかし、前作の「アメリカン・タブロイド」を読んでいないとまるで理解できないかもしれません。理解できない小説はいい小説とは言えない。
2003/01/06
mitsuru1
1963年ダラス。ケネディの暗殺から始まる物語、マフィア、CIA、FBI、キング牧師、州警察、人種差別主義者。キューバ、ベトナム、ラオス、知っている名前が沢山。来年は50年で公文書が公開されるんじゃなかったっけかな。アメリカ現代史の復習みたいです、小説なのはわかっているんですけど、さぁこの勢いで下巻へ。
2012/06/09
kamakurasanma
アンダーワールドUSA3部作の最新作を前にお復習いを兼ねて再読。何度読んでも面白い。
2011/08/18
eazy
JFK暗殺で始まった物語はマーティン・ルーサー・キング暗殺へ。 ダラス、ラスヴェガス、LA、キューバ、ヴェトナム。 公民権運動、FBI、クー・クラックス・クラン、ジミー・ホッファ、マフィア、ニクソン、ヴェトコン。 そしてボビー(ロバート・ケネディ)は?
2004/08/31
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