闇先案内人
闇先案内人 / 感想・レビュー
るっぴ
初の大沢在昌。設定は面白かったが、イマイチ感有り。
2014/11/25
Nobu A
1週間程掛けて仕事の合間に大沢在昌3冊目の図書館本を読了。「新宿鮫」シリーズに劣らずの面白さ。序章は裏社会で操業する逃がし屋の仕事から始まり、一般人には縁のない世界なのでスキーマも働かず、よく分からなかったが、警視正が登場し、東西の逃がし屋のトッププロが存在する話し辺りから全貌を理解。明らかに北朝鮮をモデルにした国への干渉問題や警察、暴力団、政治団体と複雑な人間関係の中で展開する物語は読み応え十分。ただ、治安国家、日本での白昼の抗争は残念ながら現実感がない。他は研究の賜物。話しの流れに殆ど隙がない。
2016/07/20
のっぱらー
ひさびさのいわゆる「ハードボイルド」もの。逃がし屋と呼ばれる裏稼業を持つ葛原が警視庁に某国のVIPを見つけ出すよう依頼されるところから話は始まり、国内の暴力団を始め、ヤバい輩が総登場する展開。最後は余韻に浸るまもなく話が終わってしまった感じだったが、息をもつかせぬ展開はなかなか楽しめた。
2014/09/07
カワセミ440
これは結構当たりでした、ちょっと古い本だったけど。『逃し屋』っていう設定がなんか新鮮だ、追いかけっこは面白い。(北の兄貴のほうがモデルなのかな、でも現実には3年前に暗殺/薬殺されちゃったな)逃し屋のリーダー葛原は実にカッコ良い、リーダーかくあるべし、だよね。はめられた殺人事件の容疑者/逃亡犯(警察からすれば)だけど良いキャラだ、大阪府警咲村の今後も読んでみたい。警察庁官僚の河内山はどっかで裏切るのか?って思ってたんだけど、読みを間違えてました。続編メンバー変わっちゃうだろうけど書いてほしいな。面白かった。
2020/11/13
ユウ
最初に読んだのは随分と前ですが…。逃し屋という闇稼業をする主人公達が、密入国した要人を追いかけるストーリー。追いかける側のピリピリとした雰囲気、その中でそれぞれの登場人物が命題を抱えながら協力する様は一読です。個人的には数ある大沢在昌の作品の中でも傑作だと思います。
2015/06/01
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