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タンノイのエジンバラ

タンノイのエジンバラ

タンノイのエジンバラ

作家
長嶋有
出版社
文藝春秋社
発売日
2002-12-06
ISBN
9784163214900
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タンノイのエジンバラ / 感想・レビュー

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kana

長嶋さん2冊目。4つの短編集。特に何か起こるわけでもなく、ありのままの日常を綴っているだけなのになんだか面白い。この独特の雰囲気好きだわ。そして、「タンノイのエジンバラ」なんていう表題もニヤリとしてしまうほど好み。表題作と三十歳が印象深かったけど、何も起こらないので読むたびに自分なりの新しい発見ができそう。なんだか魅惑的な一冊でした。

2014/12/12

チェアー

毎日起きるイベントは、悲しみという生地の上にぽつんぽつんと置かれたトッピングのようなものかもしれない。どのトッピングを思い出すかは自分では決められない。おいしくなくとも思い出すものはある。ブランドもののスピーカーとか。

2020/01/30

れんこ

付き合いのないお隣の子供を預かったり、実家の金庫を盗もうとしたりetc.の短編集。淡々と静かな文章が好きです。

2017/07/20

アキ

好んで読んでいる作家さん。その理由を自分なりに考えてみる…。なんだか遠い昔に経験したことのあるような懐かしさを感じさせる、人物の息遣いや日常風景が、しっくりきて心地よく感じるからなのかも?と。平板な日常ながら、それだけでもない毎日。ざわついた心がありながらも日々、淡々としていたり、と。アオハルはとうに過ぎても、まだ何者でもなかったあの頃の自分の心象風景と重なるからなんだろうか…。

2022/02/21

sashawakakasu

親が死んだらどういう反応を自分はするんだろうと考えさせられる。たぶん泣くだろ。感想を書くのが難しい。不思議な人々に出会えた。

2020/12/15

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