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飲食男女: おいしい女たち

飲食男女: おいしい女たち

飲食男女: おいしい女たち

作家
久世光彦
出版社
文藝春秋
発売日
2003-04-01
ISBN
9784163217406
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飲食男女: おいしい女たち / 感想・レビュー

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James Hayashi

タイトル通り男女に関する記述が多い。妖艶である。平成の書であるが、戦中戦後の時代が多い。ねっとり感のある短編集。

2019/11/08

青豆

遠い日の女性達の記憶を食と絡めて描いたエロティックでどこか切ない短篇集。作者本人の体験談といった体裁であるが、本当に全て実体験なのだろうか、幾らかの虚構も混ざっているのだろうか?食欲と性欲は似ている。飽くなき欲望を抱える男女の淫らで妖しい世界。久世さんらしい退廃的な美しさのある作品。

2015/02/28

林 一歩

現実と虚構の境界が曖昧な性と食がテーマのエッセイ(短編)集。本能に導かれるまま食べ交わる男女の姿は、淫らで、狂おしくて、哀しい。

2014/07/05

朱邑

久世さん初読み。性と食は似通った部分がある。飲食をテーマにした男と女の物語。女性にはもう一つの唇がある…艶かしさをとても感じるけど、どこか怪談を匂わせるお話たち。不思議な世界です。どのお話の主人公もすべて『ぼく』なので、作者の実体験なのか?と迷いながら読みました。

2016/06/03

redbaron

男と女が肌を寄せ合っているのに、なにか哀しい。「悦っちゃんのジャム」「桃狂い」「とろろ芋」が好き。もうひとつの唇か~。

2015/01/01

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