CHEAP TRIBE-ベイビー、日本の戦後は安かった
CHEAP TRIBE-ベイビー、日本の戦後は安かった / 感想・レビュー
koguma
久々に読んだ戸梶作品。この世のものとは思えないほど劣悪な環境で生まれ育った沼田永吉の激安人生話。永吉の生涯が、年代別に描かれるんだけど、どこを読んでも最低最悪(笑)クズは死ぬまでクズってことなのか? ものすごい勢いのエログロオンパレードなので、大抵の人は読んだら後悔しそう。
2015/11/09
そうたそ
★★☆☆☆ タイトルからも表紙からもどんな内容なのかは一切分からないし、読み終わった今でも「なんじゃこりゃ」という感想が先行してしまう。炭鉱育ちの男の山あり谷ありな人生を戦後風俗と絡めて描いたかのような作品ではあるが、まあ戸梶作品なわけだから、そんなお堅い内容になるはずもなく、エロ満載、ハチャメチャなストーリー展開で、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いだろうな、と。とはいえ、戸梶作品がそんなに嫌いじゃない方だと自分では思っていたが、これはちょっと受け入れがたかったかな。まあ、一言でいえばよく分かんない作品。
2014/02/17
bam
ひとりの男の生き様を綴ったお話です。最初から最後まで底辺オブ底辺を糞まみれでバタ足してるような人生。なのに性根が腐ってるから全然可哀想じゃない。ここまで共感できない本は久しぶりwストーリーは置いといて所々ブッ(´゜ω゜).:'.ってなる。主人公の永吉はただの排泄物製造機だけど、永吉の周りがいいキャラ揃ってる。石原なんか垣原組長(殺し屋1)みたいで輝いてたなあ。読書からなにか得たいという人には絶対に進められないです。ついしん…へっぺってなんですか?
2017/09/07
th
もうほんとに(苦笑) やりたい放題ハチャメチャ超エログロ鬱小説。戸梶先生パネェっす!!
まさみつ
もう『好きにしてください』と言う感じの、エログロゴテゴテ戸梶ワールド。これが作品として成り立つんだから、日本の出版会の懐は広いよな・・・。炭鉱で育った一人の男性の幼少から死亡までを描いたものですが、中身は前出のエログロゴテゴテ。よくもわるくも戸梶です。
2009/07/14
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