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野ばら

野ばら

野ばら

作家
林真理子
出版社
文藝春秋
発売日
2004-03-11
ISBN
9784163227009
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野ばら / 感想・レビュー

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roomy

ライブラリー本。お金持ちのお嬢様もなにかと大変ですね。笑 宝塚って本当にこんな風に金ばかりかかって役を買ったりするものなのかな。宝塚にはまったく興味がないけど話としては面白かった。

2012/09/17

Chi.K

初林真理子。表紙で選びました。美女二人が初めて男性によってプライドを折られる話。年齢が同じ主人公たちということで入り込みやすかったが、読む人によってはセレブで傲慢で男にチヤホヤされるのが大好きな中身のないお気軽に生きてる二人に心底腹立つ話だろう。それでも初めて挫折を味わう二人に共感するようなしないような。きらびやかな世界ならではの悩みを覗き見るならおすすめな本。

2014/02/12

そのぼん

お金持ちのお嬢様がそのまま大人になって…という感じのお話しでした。 宝塚歌劇団の描写…本当にこんな感じだったのかな、って思いました。

2012/03/26

cithara

読了してハタと疑問に思う。タイトルの「野ばら」はどういう意味だったのだろう。作品中にこの言葉は一度も出てこない。世間の荒波に揉まれる二人の若いヒロインを野ばらにたとえたものかしら? と勝手に解釈する。作家になりたての頃の林真理子が、都会に翻弄される田舎娘のとまどいを軽妙洒脱に描いたエッセイは何作か読んだことがある。本書を読んで少なからず驚いた。きらびやかな東京・京都のアーバンライフを、なんと余裕ある目線で描いていることか! ヒロインもタカラジェンヌだったりマスコミ業界の人だったり。女子の憧れの職業だ。

2019/03/14

星落秋風五丈原

「平成の『細雪』を書きたかった。贅沢で、華やかな世界を、緩やかな物語の流れの中で」週刊文春に連載された作品。若く美しく家柄もよく金もある25才の二人の女性のきらびやかな生活が描かれる。一人は著名な内科開業医の娘で、宝塚の娘役をやっている千花。もう一人は一流建設会社会長の孫で、今は女性誌編集者の萌。二人は名門お嬢様学校の友人である。

2004/06/13

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