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半島

半島

半島

作家
松浦寿輝
出版社
文藝春秋
発売日
2004-07-06
ISBN
9784163231105
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半島 / 感想・レビュー

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現実かよくわからない混沌とした描写と視点人物の内面の考察を描くことに関してはとてつもなくうまい。好きな感じだと思い読み進めていったが終盤の展開はまったく想像していなかったもので仰天してしまった。通常書いてはいけないのではと思われるものも文学のもとに書くスタイルなのか・・・。衝撃が強すぎて感想が吹き飛んでしまった・・・。

2016/11/20

yamahiko

心地好い酩酊感。心の奥にあるリアル。ごちそうさまでした。

2014/02/11

hirayama46

架空の半島で幻想と現実のないまぜになった世界を描く連作短編。松浦寿輝の日本を舞台にした小説は都会的な印象が強かったので、新鮮な気持ちで読めました。火は退路と進路、どちらを焼いたのだろうか。

2016/09/19

ophiuchi

気になる作家だったけど、この人の作品を読んだのは初めて。舞台は「島」なのに、題名はなぜか「半島」。主人公にとっての現実と幻想がシームレスに書かれて、読んでいる方も酩酊状態になる。他の作品も読んでみようと思いました。

2011/08/18

まる

なんだか化かされた様な、とりとめのない話し… 理屈っぽい学者崩れが泥酔して呟いている感覚。 ちょっと全てをぼんやりとさせ過ぎて輪郭が無い。 暗い作品でしたね。

2017/11/04

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