KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

幻影のペルセポネ

幻影のペルセポネ

幻影のペルセポネ

作家
黒田研二
出版社
文藝春秋
発売日
2004-09-01
ISBN
9784163233000
amazonで購入する

幻影のペルセポネ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

雪紫

先輩が殺された謎を追っていたライターは事件のカギを握るだろう電脳世界へ誘われる。しかし、電脳世界で殺されたアバターが同じ死に方を・・・。実質寂しがり屋な主人公がゲームと恋を通して変わっていくのも読めるが、解決編がかなりひねくってと、乱れ打ち。無駄の少ないくろけんさんにしては珍しく複雑構造・・・!でもわからないというよりちゃんと驚ける一品。かなり年数が経ってるけど今でも驚き、他人事じゃいられない・・・。

2024/05/25

けいちゃっぷ

犯人であることの証明も、重箱の隅をつつくみたいにゴチャゴチャとしてないで、一刀両断に決めてくれれば爽快だったのに。

2007/01/17

たなと

なんだろ、作者がんばったね!って感じかな。ペルセポネでの密室殺人のトリックはなかなか面白かったけど、ペルセポネの設定とかペルセポネの住人が近くに多すぎとかご都合主義的な設定が気になった。あと解決が複雑すぎて読んでてちょっと疲れたよ。。

2011/09/26

short

最後の「謎解き」は、正直言って説明的に過ぎると感じたし、こじつけっぽいようにも感じたけど、それまでがとても面白かった。発想の勝利と言うか。バーチャルの物語なんて・・と、正直期待していなかったんだけど、バーチャルとリアルがとてもうまく関わりあえている。自分もネットをやるからこそわかるリアリティがあって釣り込まれました!

2010/07/03

zazo嶋

おおっ!これは面白いっ!正直クロケン作品だっつーだけで手に取ったんですが予想外の面白さ。  後半の怒濤の目まぐるしい展開は少々無理繰り感はあるものの、ストーリーが持つ作品のパワーで充分に補っています。ネットの中のヴァーチャル世界で起きる殺人事件とリンクして現実社会で起こる殺人事件...構図的には岡嶋二人のクラインの壺を思い出しますが、その更に上をいくリアリティと構成は一気読み。未読なので無責任は発言ですが、山田悠介のアバターより...強力な作品なんではないかとw。  これアートワークとタイトルですっごい損

2010/01/12

感想・レビューをもっと見る