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真夜中の神話

真夜中の神話

真夜中の神話

作家
真保裕一
出版社
文藝春秋
発売日
2004-09-14
ISBN
9784163233307
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真夜中の神話 / 感想・レビュー

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薦渕雅春

15年ほど前の作品。シリーズにはなってないのだろう。夫と娘を亡くしてしまった研究者・栂原晃子。インドネシアでの航空機墜落事故で奇跡的に助かる。助かった所はカリマンタン島、日本語的にはボルネオ島? 晃子はそこで不思議な光景に出会い、2週間ほどで奇跡的な回復を果たす。アニマル・セラピーを研究している晃子は、助けられた村で聴いた少女の不思議な歌声と自分の身体の回復の関係に興味を覚える。しかし、誰にも話さないとの約束と、研究者としての葛藤が。終盤、誰が味方で誰が敵なのか?ストーリーの終末も謎を含んだまま展開する。

2019/08/15

そのぼん

夫と娘を事故で亡くした女性が飛行機事故に遭ってしまい・・・。ヴァンパイアとか、面白くなりそうな要素はあったけれど、そのぼんにはこの作品は合わなかったようです。残念・・・。

2013/10/29

HoneyBear

文章はうまくてそれなりに面白いのだが、あまり深さがない。特に終盤が良くない。二流の冒険譚になってしまった。

youyou88

研究に没頭し家庭をないがしろにしてきた晃子。 突然夫と娘が事故死し自分を見失ってしまう。 薬ではなく、動物によって自然治癒力が高まり癒されるアニマルセラピーに興味を持ちその研究のためにインドネシアを訪れる。 ところが途中飛行機墜落事故に遭い山岳中に隠れ住む部族に助けられる。 そこで神と崇められる少女と出会う。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11235445452.html

2022/05/09

くろり - しろくろりちよ

久しぶりに読む真保裕一作品。飛行機事故に遭った主人公が「吸血鬼の村」と言われる集落で、ミュージックセラピーを受け奇跡の回復をし…「神の力」と等しい歌声を持つ少女を巡って、争いが始まる。ドキドキ感とスピード感、どちらもまだ健在だけれど、以前の作品よりは少し弱って来たかな、と。超音波や医学的な知識が挿まれていることに個人的にはちょっとわくわく感が増した。これから、こんな夢の医学があれば…と、少女の歌声を欲する人々の気持ちも解ってしまうような。

2011/10/01

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