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魔術師 (イリュージョニスト)

魔術師 (イリュージョニスト)

魔術師 (イリュージョニスト)

作家
ジェフリー・ディーヴァー
池田真紀子
出版社
文藝春秋
発売日
2004-10-13
ISBN
9784163234403
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魔術師 (イリュージョニスト) / 感想・レビュー

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シリーズ5作目。今回ライム班が追いかける相手は、マジックの修行経験があると思われる魔術師。もちろん変装、脱走もお手の物。現場に残された物証から導き出されることは正しいのか、魔術師による誤導なのか。そして、魔術師の目的は何なのか。次々と繰り出される魔術師のイリュージョンに、二転三転する物語は最後まで気が抜けない。いくつもの誤導に惑わされながらも少しずつ魔術師を追い詰めていく、その過程の頭脳戦にドキドキハラハラ。振り落とされないように読むのにこちらも必死になるけど、やっぱりこれだからこのシリーズは面白いな。

2019/08/06

オーウェン

ディーヴァーお得意のサプライズが、ここまで意味を持つのは初めてじゃないだろうか。なにせ対決するのが魔術師と呼ばれ、変装や手品などが十八番の犯人。だから何が起こっても不思議じゃない状況がすでに出来上がっている。一方そちらの知識がないライムやサックスは、カーラというイリュージョニストの見習いに助けを要請する。そもそもイリュージョニストの目的は何なのか。 自身の過去なのか、それとも対決するリンカーンたちなのか。 二転三転どころのひっくり返し所ではない逆転の連続。 カーラを含めて後のシリーズに影響がありそうだ。

2021/11/29

青乃108号

私には展開が複雑過ぎて、えーと、これって…と立ち止まり読み返ししながらようやく3週間近くかけて読了。いや、それはいくらなんでも、と思う部分もあったが面白かったので良し!

2021/05/10

藤月はな(灯れ松明の火)

リンカーンに対するは有名マジックの手段を殺人へ、心理も取り入れた基本マジックを逃亡へと応用するオペラ座の怪人並みの魔術師。なぜか「歯と爪」を思い出します。アメリアの昇進試験や極右団体の裁判のタイムリミットも絡み合う。魔術師の警察を欺き、リンカーンすらも気づかせずに敵の懐に入り込む誤導の手法はまさに魔術。一転したかと思えばまた一転、またまた一転とする頭脳と出し抜きの対戦に手に汗を握りました。そんな緊迫した中、間一髪のところ、「ありゃりゃ」というベル刑事やアメリアの昇進が嬉しいです。

2012/08/05

Yuna Ioki☆

1368-64-25 リンカーン・ライムシリーズ第五弾。相変わらずスピーディーな展開だが今回はなんとなけ煙に巻かれたまま終了後(笑)アメリアやリンカーンの活躍も少なめ。

2016/04/13

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