赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え
赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え / 感想・レビュー
やま
損料屋喜八郎始末控え2作目 2005.06発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。 寒ざらし、赤絵の桜、枯れ茶のつる、逃げ水、初雪だるまの5話。 江戸深川を舞台に損料屋喜八郎が、奮闘する物語です。 喜八郎は、探索を隠すため損料屋(鍋、釜などの生活必需品の賃貸業)を表看板にしています。配下の差配役の担ぎ汁粉屋の源助以下20名からを使って探索をします。 北町奉行所四番組上席与力・秋山久蔵、札差伊勢屋四郎左衛門と札差米屋政八が脇を固め、料亭江戸屋の女将・秀弥が華を添えます。🌿続く→
2021/02/02
万葉語り
損料屋喜八郎始末控え2冊目。再読。伊勢屋がとても魅力的で、喜八郎と対等に渡り合いながらも人間味が感じられた。初雪だるまでは、米屋も俊造もグルになってのおせっかいが微笑ましくてよかった。
2014/01/08
がぁ
登場人物が多すぎる。頭の悪い私はいちいち前に戻って確認しなければならなかった。お話自体は面白い。でも山本さんは長編かなぁ。
2015/10/28
さつき
お話の筋よりも、江戸時代の風俗の実にこまごまとした描写を楽しむ感じ。楽しく読んでいって、最後の「初雪だるま」でずっこけた。お話作りすぎ。ヘンすぎ。「あかね空」でも思ったけど、この人の「お話作りすぎ感」には食傷。
2019/03/22
りょうけん
☆3つ これは直木賞受賞後に雑誌連載した作品。 おお直木賞か! から読み込みに入った作家なのでそのことが気になる。 そしてとても面白い!! けどが、短篇集なのだれど、一本の話の中でテーマがころころと変わって いって、読者サイドとしては、 え? あれ? の連続である。 あれ、あの話をしていたのでは無かったのか。でないとするとあの前振りは いったいどうなったんだ! という感じが濃厚に漂う作品です。 なづけて「直木賞受賞後初作プレッシャ受け受け作品」w だが最後の小品『初雪だるま』はまこ
2015/08/06
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