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陰陽師 瀧夜叉姫 (上)

陰陽師 瀧夜叉姫 (上)

陰陽師 瀧夜叉姫 (上)

作家
夢枕獏
出版社
文藝春秋
発売日
2005-09-28
ISBN
9784163242705
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陰陽師 瀧夜叉姫 (上) / 感想・レビュー

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れみ

安倍晴明と源博雅が登場するシリーズ7作目(の上巻)。今までの短編仕立てとは違った形式なので少し戸惑ったけど、いろいろな出来事がひとつの大きな過去の事件に集約されていく感じが堪らない。いいねいいね…!下巻も楽しみ。

2015/05/12

えみ

伝説、迷信、神話、伝承…。今尚、多くの人に語り継がれその祟りが恐れられている日本三大怨霊の一人である平将門。科学が発展した現代でさえ一笑できない言い伝え、恐らくこの先も消えることはないだろうと思われるほど根強く残る人々が抱く畏れ。そんな平将門に纏わる怪異の正体を探ることになった陰陽師・安倍晴明とその友人・源博雅。まだ平将門が斬首され、首級が文字通り飛んでから19年しか経っていない平安時代。同じ祟りでも情報が生々しく飛び交い実害も出ている世の中で、晴明をもってしても戸惑うほど混線している事情。いざ、下巻へ。

2021/08/10

りさ

長編。いつもだったら晴明と博雅のまったりゆったりなやり取りがあるのに、今回はずっと緊迫した感じだった。「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった、が少なめ。あれ好きなのに、、残念です。。上巻で四方八方に張り巡らされた伏線がどのように回収されていくのかがとても楽しみ!下巻に期待が高まる。

2019/07/25

たぁ。

陰陽師に限っては、私は、短編の方が性に合うようだ。 今回は、戦いの場面がおどろおどろしく、しかも長いのが難でした。 ストーリーは、怨霊の物語として有名な平将門の話。晴明と博雅の活躍する場面が少なく、やや物足りなかった。 やはり、最後の場面で博雅が「花はそこに在り咲き花であることに満ち足りているように、時分は人であることを全うするためにこの世に生まれた」と言った。博雅らしいなぁ~

2020/09/16

Rin

【図書館】平将門登場。そして、そうそうたる面々が揃っています。上下巻に渡る長編ですが、上巻では人の執念や怨念の恐ろしさが際立っているイメージでした。後半は藤太の動きが目立ちます。友と思い、また自分が認めていた相手の変わり果てた姿を見るのは辛く苦しい。その相手を討つと決意し、今後どうなるのか気になります。また、博雅の言葉のように、難しいのかもしれないけれど、私も私であれるように生活していきたいです。

2014/10/05

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