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わたしが愛した愚か者 Dojo-道場II (Dojo-道場 (2))

わたしが愛した愚か者 Dojo-道場II (Dojo-道場 (2))

わたしが愛した愚か者 Dojo-道場II (Dojo-道場 (2))

作家
永瀬隼介
出版社
文藝春秋
発売日
2005-10-25
ISBN
9784163244105
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わたしが愛した愚か者 Dojo-道場II (Dojo-道場 (2)) / 感想・レビュー

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Nobu A

「道場」に続き続編「道場Ⅱ」も読了。前著の翌年05年刊行。前著同様、5章立て。不世出の天才空手家から空手道場を預かった主人公、藤堂忠之と周りを固める個性的な脇役、後輩の山本健三、道場生の一人、冨永永助、恋人の薮本悠子らと織りなす人間模様を巧みに描写。格闘シーンの言語化は比較対象が粗皆無なので評価しづらいが、各章それぞれ独立し、読み応え十分。懸命に練習し嫌なことを忘れるのはスポーツ全般に言える。バドミントンで思いっきり動いて汗を流すと気持ちが良い。格闘技も同様だと知るとちょっとやってみたくなった。

2023/08/03

マムみかん(*感想記入少なめです*)

相変わらず主人公・藤堂は、凄い空手の達人なのに底抜けのお人好し。 勝手に「闘心館空手」最高顧問に就任した、トラブルメーカーのトミーちゃん(富永栄助)が影の大番長かも。 でも、彼の向上心と野心の塊のパワフルさは見習いたい(笑)。 困った先輩「ひがちゃん」の話が一番好き。 前作は、道場を藤堂に丸投げして失踪した神野の影がチラつき重苦しい雰囲気もあったけど、今回は元気をもらえる読後感で良かった☆

2010/11/06

たこやき

富永さん、元気だなぁ…。いつの間にか最高顧問に就任するわ、道場を宣伝の道具に使うわ、娘も入門するわ、トラブルを呼び込むわ…着々と富永道場になりつつある…。それでも、しっかりとその処理をする藤堂もお人好しっぷりも目立つわけだけど。今回は、藤堂の恋人・悠子に関する話も多かったけど、でも、富永さんが目立つ…(笑)

2009/08/08

スタティウス

空手の強さと人柄の良さが売りの主人公がトラブルに巻き込まれつつも一応は周囲の人を救っていく話。ただ今回は冨永や健三に窮地を助けてもらう事もしばしばで頼りなさはあいかわらず。個人的には恋人の父親とのやりとりが良かった。

2014/09/07

Schu

題名から悠子目線と楽しみにしてたけど道場の続編。それはそれで面白かったけど藤堂と悠子が同居するのがあっさりし過ぎてイメージと随分違った。

2014/03/09

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