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インシテミル

インシテミル

インシテミル

作家
米澤穂信
出版社
文藝春秋
発売日
2007-08-30
ISBN
9784163246901
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インシテミル / 感想・レビュー

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徒花

高額バイトに応募してきた人々がとある施設で過ごす7日間に繰り広げられる殺人劇。ミステリー好きのための物語だけど、丁寧に説明してくれるからライトファンにもやさしい。人が死ぬ『LIAR GAME』みたいな感じ。ノリは適度な軽さだけど、想像以上に人があっさり死ぬ。トリックや犯人はなかなかいいけれど、肝心の舞台設定にもう少しひねりというか、なにかしらの意図があったら最高だった。あと、すべての謎がすべて明快に解かれるわけでもないので、ちょっと靄っとする終わりかたなのも気になる。。

2018/06/06

エンブレムT

悪意に満ちたロールプレイングゲームのような設定。ミステリに造詣が深ければ、また違った読み方をしたのだろうなぁ。探偵役にもワトスン役にも縁遠く「そんなまさか!」と叫ぶ役を割り振られるであろう私には、理不尽でブラックな展開が辛かったです。でも不思議と読後感は悪くないんですよね。。。誰にも感情移入はできなかったけど、最後の最後まで気が抜けない物語でした!ええ!!言葉通りに、最後まで。

2010/03/18

takaC

明鏡島実験のレポートはまだ先のことでしょうかね?

2012/05/29

mikea

ストーリーセラーの短編を読んでから米澤さん気になって、図書館へ予約したこの本・・・。怖かった~!!!登場人物とルールを確認するため、何度も前のページに戻っては読み、戻っては読みを繰り返しました。中盤から、怖くて気になって、一気読み。単純な頭の私には複雑に感じたので、映画も観てみよう~。読んでる最中は「バトルロワイアル」「そして誰もいなくなった」と東野圭吾の加賀シリーズ「卒業」を連想しちゃってました。

2010/10/08

kishikan

この本の中にも出てくるが、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を髣髴させるクローズドサークルミステリー。どこか森博嗣の作品にもこのようなつくりの「館の殺人事件」があったが、読者としては、こちらの方が頭を使う必要があるような気がする。しかし、噺の展開、スリリングという点では「僕は森の作品の方が好みだ」とは言うものの、インシテミルもなかなか面白く、甲乙つけがたい魅力を持っている。

2008/08/15

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