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背負い富士

背負い富士

背負い富士

作家
山本一力
出版社
文藝春秋
発売日
2006-04-17
ISBN
9784163247908
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背負い富士 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

名前だけは良く知っているのに、何をした人かは曖昧だった「清水の次郎長」。その生涯を、同じ日に生まれ、次郎長を支え続けた音吉が語る。幕末から明治を生きた侠客、情に厚く、受けた恩は忘れない。確かに伝説の人物だと思った。

2024/10/30

wasabi

清水の次郎長に森の石松、かつて父からよく聞かされた二人。どうやらかなりお気に入りの仁俠の徒なんである。我が世代の者どもは一様に彼らの名だけは知っている。ところがこの年に至るまで、彼らについて具体的な生き様なり功績なりをなんも知らない。近頃はテレビや映画でもその名をほとんど聞かないし、知らなきゃ知らないでいいんである。が、一力さんの著作を検索していたらこの本を見つけ、父のことを思い返したりして読みたくなった。ん〜、まあなるほど。昭和のおとぉさんまでは好いたであろう男気一本。でもやはり分かったようで分からぬ。

2024/03/21

藤枝梅安

「オール讀物」に05年1月号から06年1月号まで連載された長編。舞台は駿河の国・清水湊。「清水の次郎長」として知られる侠客の物語。明治26年から物語が始まる。次郎長と同い年の幼なじみで次郎長を支えた、音吉が語る次郎長の思い出話、という設定。薪炭商を営む美濃輪屋の次男として文政3年の元旦に生れた長五郎は母親の弟が営む米屋・甲田屋に養子に出され、米屋を継ぐことになる。米蔵の仲士・源次郎を兄のように慕う長五郎は、その後の人生で常に源次郎を範としていくことになる。

2009/10/30

半べえ (やればできる子)

★★★★

2010/02/27

けい

いやぁ、格好良かった。切ったはったは誉められたことじゃあ無いけれど、心意気は見習いたい。けじめ、とか、恩義とか、何より自分を律する心、忘れちゃなんないな。

2012/12/01

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