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天才たちの値段

天才たちの値段

天才たちの値段

作家
門井慶喜
出版社
文藝春秋
発売日
2006-09-01
ISBN
9784163252506
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天才たちの値段 / 感想・レビュー

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ゆみきーにゃ

《図書館》絵画についてもう少し知識があれば楽しめたのかな?良くわからないまま終わってしまい残念。

2014/11/23

真理そら

モラエスに関わる羊皮紙の地図を巡る謎解き『紙の上の島』が好きだ。イヴォンヌの双子の姉・かえでの失意の中での孤独な暮らしと、愛する妻2人に先立たれた後のモラエスの失意の中での孤独な暮らしを重ね合わせて、当事者にとってそういう孤独はどうなのかが実感として分かる気がした。美術についての知識がロクにない私にもよく分かるオチの『遺言の色』も好きだ。それにしてもイヴォンヌのキャラはいかがなものかと…w

2019/06/15

とも

★★☆美術ミステリーということで読み始めたものの、探偵の特質である鑑定舌も対して功を奏していないし、内容自体もジャンルは様々なものの浅く興味を惹かないことは致命的。

2014/09/01

晴れの国のにっしぃ

表題作を含む5編の連作短編集。鑑定眼ならぬ《鑑定舌》で美術品の真贋を見きわめる天才美術探偵(と呼んでいいのだろうか?)・神永美有が活躍する美術ミステリー。美術品に隠された謎を解き明かす。この種の作品は(ちょっと専門的過ぎますが)美術、美術史、日本史、世界史などに対する知識欲も刺激してくれます。亡くなられた北森鴻氏の《旗師・冬狐堂》シリーズなどや細野不二彦氏の『ギャラリーフェイク』などの美術ミステリーは大好きなので、このシリーズも楽しめそうです。 *

2010/10/25

アオヤマ君

美術ミステリー、美術史ミステリー。そんな感じの連作物語。神永さんと佐々木さんのコンビがホームズとワトソンかな。美術に関する蘊蓄には好き嫌いがあるかも。深く読みこむより、酒場の話のように聞いている(読んでいる)といい気分になる。話題や会話、場所なんかが絶妙なんだよなぁ。登場する美術品も。内容は明日には忘れてるかもだけど、ちょっと酔える物語。甘いし。次作も読むよ。

2020/09/12

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