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RUN!RUN!RUN!

RUN!RUN!RUN!

RUN!RUN!RUN!

作家
桂望実
出版社
文藝春秋
発売日
2006-11-14
ISBN
9784163254500
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RUN!RUN!RUN! / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

スポ根感動モノではない。孤高の天才ランナー岡崎優は走る度記録を塗替え一度の負けも知らない。生まれながらに長距離ランナーとしての究極理想な資質を有する優は、大学陸上部でも根性、気力、友情なる非科学的な力を一切認めない。五輪マラソン金メダルを唯一の目標とし、箱根のエース区間2区を制するのも単なる通過点と。ある悲劇に耐えかねた母の一言で優は自身の資質の基盤に疑問を抱く!疑い無く信じた自身の成功曲線に絶望し、そこで得た大切な教訓とは?感動を期待していた分がっかりしたが、人の欲望とその犠牲に恐ろしさを感じた‼️🙇

2019/05/17

なな

遺伝子操作がほんとにできるのか?なんだかとても恐ろしい。でも結局 仲間って素晴らしい。

2024/05/14

zanta

また、題名に騙された。明るいスポ根ものだと勝手に思いこんでしまった。思わぬ方向へ深く進む。私は何の才能にも恵まれていないから、その意味で、自分の生存の意味を自分に問うたことはない。だけど、誰でも生きていればこういう種類の悩みに躓くんだろう。そして、そういう時に必要なのは岩本や小松なんだろうな。明日の駅伝がより楽しめそうだ。そして、岩本や小松を見つけたいな。これから ますます悩み多きお年頃だから。

2014/01/01

horihori【レビューがたまって追っつかない】

身体能力に恵まれた天才ランナー。 目標はオリンピックの金メダル。箱根駅伝は通過点だった。 しかし、兄の自殺をきっかけに自らの出生に疑問を抱く。 恵まれた肉体は、両親の意図的なものだったのか…

2008/11/28

らなん

桂さん24冊目。2006年。20年近くも前の本だとは、思えない。異和感全くなし。長距離走者として、オリンピックも目指せる程の才能があり、毎日毎日の怒力も怠らない男子大学生が、主人公だった。鼻につくくらい嫌な性格で、協調性がない。そんな彼の成功ストーリーかと思いきや、軸となる部分は全く別物でした。友達って大事だなと思える本でした。

2024/03/17

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