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ピアニシモ・ピアニシモ

ピアニシモ・ピアニシモ

ピアニシモ・ピアニシモ

作家
辻仁成
出版社
文藝春秋
発売日
2007-04-16
ISBN
9784163258102
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ピアニシモ・ピアニシモ / 感想・レビュー

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なつ

不思議な世界に迷い込んだような気分のまま読了。でも、まだ「子供」と呼ばれていた頃は、誰にでも灰色はあって、自分にしか見えないヒカルがいたのかもしれないなーと、漠然的にそう思いました。前作とされるピアニシモを読んでからの方がよかったのかも、と思いましたが、うーん、どうだろ。

2016/07/12

syaru

主人公の内面を表すように、今にも崩れそうな不安定で儚げな世界感が印象深かったです。子供が持つ世界というのは個人個人でそれぞれ違う特色に満ちていて、でもそれは成長に伴っていずれ必ず終わりを迎えてしまうものなんでしょうね。大人になるって悲しいことなの

2017/08/05

ムー

なるほどの衝撃的な内容です。当時はこんな世の中でしたね。

2022/09/26

調“本”薬局問悶堂

デビュー作『ピアニシモ』の主人公の話。 続編ではなく作り直しという感じ。 文章が上手くなった仁成がいた。 やっぱり好きだし、大好きなんだけど、こう内側から込み上げてくる衝動みたいなものは前作の方が大きいとのだ。それは、前作は内から込み上げてきたものが書かれてるのであって、今回は、書かれているものに時間と技術が加わり……とにかく上手いんだな。 でも久しぶりに仁成の“灰色”を感じる小説を読めてとても嬉しい。恋愛小説よりも私は好き。 この仁成が今年のライブで見られたらいいな。 《2020年5月 登録》

2007/06/28

ルナ

シラトと主人公の関係性やキスシーンなどは臨場感があって良かった。海峡の光やピアニシモから感じていたが、心情を描くのが天才的にうまい。

2019/06/15

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