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恋する力

恋する力

恋する力

作家
藤本ひとみ
出版社
文藝春秋
発売日
2008-04-24
ISBN
9784163269603
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恋する力 / 感想・レビュー

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れみ

法律事務所に勤める美冬が30歳を目前に4年間付き合った恋人と別れ仕事で知り合った瀬木と不倫関係になる一方で同じ事務所の弁護士の古賀にも好意を寄せられるというお話。個人的には古賀は結構良いと思ったし瀬木とは別れればいいのにと思ったけど瀬木はなんだか魅力的だったな。思いもよらない幕切れだったけど最後は少し希望が見えた気がして読後感は良かった。藤本ひとみさんはすごく久しぶりか初めて読むくらいの作家さんだけどわりと楽しめた。

2014/05/06

ちーちゃん

おもしろくて一気読み♡不倫ものだけに賛否両論ありそうだけど(笑)私にとってはウンウン分かるのキュン作だった〔恋する力〕というより〔恋が与えてくれる力〕という感じ。人物設定はともかく…元彼の不甲斐なさも、どうしようもなく惹かれる瀬木の狡賢さも、オタクの古賀の不思議さもアルアルのリアリティで。相手の至らなさを受け入れ悩みながらも強く逞しく、美しく輝いていく主人公・真冬に私は共感できた⭐︎どこかで瀬戸内寂聴さんが語っていた(たくさんの書物より1つの恋が人を成長させる)を思った。それが「恋する力」ってことかな❣️

2022/06/07

sg

仲間が一気に読んだみたいだから手に取ったら・・・俺も休みの日なら図書館日帰りパターン・・・パティーン。女子から目線の不倫話はわかった。男子から目線の不倫話だったらこれどうなってたかな。やっぱ男子はバカだなって再確認させられ本でした。この作家さんの違う作品も読んでみたくなりました。新しい発見ありがとうございました。

2022/05/29

星落秋風五丈原

冴えない日々を送っていた法律事務所勤務の美冬は、大手商社常務と突然の恋に落ちる。知りたいと願った相手の驚くべき素顔が見えてから、真の歓びは始まった。不確かな愛の実りとは…。

2008/09/30

スプリング

初「藤本ひとみ」氏。読み進めるうちに、最後はうまく収まるのか、破綻するのかのどちらかとは思っていたが、まさかの幕切れ。このときの主人公の悲しみや絶望感はあまり描かれてなくて・・・久しぶりに不倫ものにふれたが、恋するってこんな感じだったんだなあと、忘れてた気持ちを思い出してドキドキ。

2015/11/06

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