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ひかりの剣

ひかりの剣

ひかりの剣

作家
海堂尊
出版社
文藝春秋
発売日
2008-08-07
ISBN
9784163272702
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ひかりの剣 / 感想・レビュー

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ちはや@灯れ松明の火

医師達がかつて剣の道に邁進する武士だった頃。語り継がれる神話が生まれる所には必ず両雄並び立つ、武蔵と小次郎然り、香織と早苗然り。競い合う好敵手、また闘い合う宿敵として運命づけられた猛虎と伏龍、必然の邂逅、ただひとつの栄冠を求めて相見え、裏では狸の皮を被った阿修羅が絡まる運命の糸を戯れに弄ぶ。鬩ぎ合う二本の剣の攻防が闇を裂き、今この瞬間しかない眩い光芒を放つ、伝説が生まれる瞬間。やがて歴史と記憶にその名を刻む真紅の将軍は、人を斃すための剣を人の生命を救うメスへと持ち換えて、伝説は現在へと続いていく。

2010/09/23

ダイ@2019.11.2~一時休止

学生時代の速水と清川の剣道物語。結末は予想していたものと違ったが面白かった。

2014/04/21

Lara

バブル期真最中の大学医学部剣道部所属の部員たちの青春記。帝華大学、清川吾郎、東城大学、速水晃一を中心に、「医鷲旗」を目指しての、剣道の道を極める部員たちの葛藤、人間関係を描いた。淡々と進み、最後の大試合での緊張感は、迫るものがある。朝比奈ひかりという人物も、重要な位置にあるが、何故「ひかりの剣」なのか、ふと思いました。久しぶりの青春もの、たまには気分転換。

2023/02/11

ともくん

まさかのスポーツ小説。 出てくる人物は、桜ノ宮サーガシリーズでお馴染みの人物たち。 だが、物語は、他の桜ノ宮サーガシリーズにはなく爽やかなもの。 少し、面食らったが、これはこれで楽しめた。

2019/01/06

kiyoboo

子供が剣道やっているので読むかなというノリで借りてきたけど、「別に」という返事だったので読み始めたら、面白かった。海堂作品は、3作ぐらい読んでいたので、速水先生はすぐわかったが、田口先生、高階院長は気がつかなかった。責任感が強い速水と能天気で無責任な清川の両雄の対比が最後は、同じ決め技を持って大歓声の中で同じ表彰台に立つという、結構感動する作品だった。サブキャラの朝比奈ひかりと祖父。清川志郎、前園先輩。それぞれがいい存在感があった。タイトルの「ひかりの剣」は朝比奈さんだったのかな?他の意味だった?

2012/05/20

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