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火村英生に捧げる犯罪

火村英生に捧げる犯罪

火村英生に捧げる犯罪

作家
有栖川有栖
出版社
文藝春秋
発売日
2008-09-25
ISBN
9784163274508
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火村英生に捧げる犯罪 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

作家アリスその18。短編集。あるいは四風荘殺人事件・殺風景な部屋なんかがイイ。

2013/10/21

紅はこべ

火村が語り手の作品は新鮮。いつもはアリスの視点から描かれる火村だったから。表題作は赤毛連盟パターン。「あるいは四季荘殺人事件」は長編にもできそうなネタ。

2009/04/23

まる

アリスが可愛い話がたくさんで、そちらばかり気になってしまいました(笑)警察から推理が見事に当たらないと思われてるアリス可愛い(笑)「鸚鵡返し」は火村先生の語り口での物語で変わっていて面白いなと思ったら、あとがきによるとページ数を短くするための策だそうで。たまにあると面白くて良いですね、私は好きです。表題作は犯人から送られる挑戦状に、どんな話になるのだろうとわくわくしながら読み進めたら、間抜けな犯人で少し拍子抜け。こういうの好きなので、長編で凝ったものをやってほしいな。

2016/03/24

yukaring

火村先生シリーズの中でもお気に入りの1冊。このタイトルだけでワクワクしてしまう。「とっておきの探偵にきわめつけの謎を」臨床犯罪学者・火村英生に挑戦するかのように送られてきた不穏な手紙。同じころ有栖は奇妙な人物に「小説のアイデアを盗んだ」という言いがかりをつけられるが果たして関連はあるのか?中編からショートショートまでバリエーション豊かで読み応えは抜群。犯人を追い詰める過程にハラハラする『長い影』やユーモアたっぷりの『鸚鵡返し』名前だけで犯人を当てる?『殺風景な部屋』などどれも楽しめる粒ぞろいの作品集。

2024/02/02

藤月はな(灯れ松明の火)

再読です。大路浩美さんの装丁が素敵です。火村先生の語りのみで展開される「鸚鵡返し」はアリスのその時の表情(コミカライズを担当された麻々原絵里衣さんの図で)や文句が頭でも再現できて可笑しかったです^^表題作は面倒くさい犯人に脱力しますが優しい森下君のアリスへのフォローに噴きました(笑)「長い影」と「雷雨の庭で」は謝る人がもういないという事実が苦いです。

2012/09/11

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