妖異川中島
妖異川中島 / 感想・レビュー
Tac
最近の西村作品は、もはや推理小説としては読んでいないのですが、本作は、1/3くらいが歴史小説ですね。現代に蘇る川中島の合戦という話なのですが、事件および推理は、完全に戦国時代の歴史を辿っているだけですし、犯人は、後半になって初めて出てくる組織の一員でした。そもそも合戦は、企業同士の事業としての戦いだったはずなのが、最後には、戦国コスプレ祭(?)になっています。2009年に出版された作品なのですが、その年の大河ドラマ「天地人」とのタイアップだったのかな?表紙の直江兼続の顔が、妻夫木聡に似ているように思える。
2013/02/04
えー。
二時間で読んだ。上杉家が好きな私としては嬉しい結末だが、推理小説と言うより、歴史小説(笑)
2012/05/16
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