コイカツ 恋活

おしゃべりメガネ

相変わらずの坂井さんワールドで、４編からなる短編集ですが、どの話にもひとクセもふたクセもある人物が登場します。『かげろう～』は‘踏まれる’コトに至福を感じるフェチ教授とＳっ気のある女子大生との主従な関係の話で、不思議なリアルさを感じました。『チャット～』はちょっとしたミステリー仕立てで、意外？とハラハラして読んでました。『素っ裸～』は坂井さんのコミカルな部分が前面にでており、最後には独特な‘ほっこり’感が残ります。『虫のいどころ』は坂井さんの真骨頂とも思える内容です。さすがＳＭ嬢出身の作家さんでした。

2015/01/10

takaC

登場者の名前が自分と同じ話を読むのは変な気分になるな。今回は悪い人ではなかったから良かったよ。

2014/09/19

らむり

面白かった♪ 短編集で、どの話にも変わった趣味、性癖の人が出てきます。あらすじを読んだ時、蛭田亜紗子さんの『自縄自縛の私』みたいな話かな？と思ってましたが、こちらの方が、乾いた感じの内容でした。

2013/08/13

ｋｅｉｔｈ

踏み潰しフェチの教授と性に奔放な女子大生「かげろう稲妻水の月」、クズ男を彼氏に持つチャットレディと純情オタク「チャット・ガール」、彼女に子供が欲しいと言われた煮え切らない男「素っ裸の王様」、花粉症治療のため腹に寄生虫を飼いたいと言い出した彼氏とそれを許せない彼女「虫のいどころ」。いろんな愛の形ということだが、タイトルから想像する内容とちょっと違うな。

2015/08/14

星群

普通に見えて、色んな物を抱えてるものですね、人って。『かげろう稲妻水の月』は、タイトルは綺麗なのに、中身は受け付けませんでした。お気に入りは『チャット・ガール』。いつか、それぞれがもう少し成長して、再会出来たら嬉しいな。

2016/09/11