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生死刻々

生死刻々

生死刻々

作家
石原慎太郎
出版社
文藝春秋
発売日
2009-11-25
ISBN
9784163287102
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生死刻々 / 感想・レビュー

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どっち

都知事就任以降に書かれた短編。生死にまつわる不思議な体験・暗澹たる人の心などを描き、文才際立つ短編集。どうして政治をやるとあんな発言や行動をしだすのかが不思議。政治は妄想だけに留めておいて、他人に迷惑をかけない小説の中だけで大暴れすれば、結果良い作品を生み出すのになと思う。 映画化される「青木ケ原」は超短編でびっくり。映画はこの続きがあるのね。

2012/12/10

だだ

政治家の石原氏はあまり好きじゃないが小説家として氏の書く物語は好きだ。収録作品はほとんどが21世紀になって書かれたものだが未だ若い頃の荒々しい筆致も随所に感じさせる。ただ、若さを懐かしむような生への執着や、達観したような生への虚しさをも感じてチョッと淋しい。しかし幾つになっても元気で視野の広い人だなぁ。

2012/12/03

ロッキー

珍しく字が大きく、読みやすい一冊だった。 5編の小説が収録されています。 “生き残りの水兵”を読みたくて手にしました。 これも、いかにもありそうなストーリーで、是非ドラマ化してほしいなぁ…。 そして“ブラックリング”も衝撃でした。 こちらは、幼い連れ子を殺す男の話です。2002年の作品ですが、このころからこういう事件が少しずつあったんでしょうね。(今は、この手のニュースを聞いてもまったく驚かなくなってしまった。)

2021/02/04

なないろチョコ

✩✩✩      2010

山男777

短編集

2011/04/12

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