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兇弾

兇弾

兇弾

作家
逢坂剛
出版社
文藝春秋
発売日
2010-01-12
ISBN
9784163288109
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兇弾 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

シリーズ完結編の第5弾。前作から勢いそのままの話が引き継がれ、噂の裏帳簿が話の軸に展開されます。とにかく出てくるキャラがオールスター状態での騙し合いが繰り広げられ、500ページ余りの超大作もどんどんページが進みます。やはり「岩動」がインパクト大でシリーズ最強の悪事を次から次へと企てます。誰か一人くらいマトモなキャラはいないのかと思ってしまいますが、このバイオレンスなスピード感こそが、本作の真骨頂ですね。とりあえず何気に再読し始めた『ハゲタカ』シリーズもお腹いっぱいになって、無事読了するコトができました。

2022/08/18

サム・ミイラ

前作で禿富鷹秋警部補が命を賭して守った神宮署の裏帳簿コピー。警察機構の浄化を進めようとする者達とその存在を抹殺しようとする勢力との熾烈な争奪戦が始まる。禿鷹の敵討ちに燃える渋六の水間と御子柴警部補、更にはクールで強烈なオーラを放つ禿鷹の未亡人も参戦!前作を遥かに凌ぐ傍若無人さで悪の限りを尽くす岩動寿満子警部との対決は読み応え十分!やはりこのシリーズは爽快で突き抜けて面白い。ラストで一瞬ホラーになるが、それは読んでのお楽しみ(笑)

2015/03/14

RIN

シリーズ最終章というか決着編?つくづくハゲタカって不思議な男だなあ。死して魅力と影響力を再認識させる存在感ありまくりの男。頭脳戦というより武闘戦だし、警察ってか警官ってこんなアグレッシブ?な感じではあるけど面白かった。さすがマニアの逢坂剛さん、西部劇みたい。

2012/04/03

くらげ@

(☆☆☆)ハゲタカがいなくなったあとも裏帳簿はそれぞれの思惑に揺れながらその手を流れていく…。禿富夫婦とはなんだったのだろう。そして最後までハゲタカがわかりませんでした。でもそれで良いのかもしれませんね。

2016/01/01

シンクー

表紙に「禿鷹」の文字がなかったが禿鷹シリーズだった。ハゲトミと司津子の馴れ初めとかあったらなと、あと渋六の水間弱すぎるんじゃない

2014/09/17

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