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追悼者

追悼者

追悼者

作家
折原一
出版社
文藝春秋
発売日
2010-11-25
ISBN
9784163297408
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追悼者 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

~者その11。東電OL殺人事件がモデル。最後でタイトルに納得。

2014/01/01

きさらぎ

事件関係者へのインタビューが多く、湊かなえを読んでるのかと錯覚しながらも一気に読んだ。ラストの”叫び声”というヒントで、どちらの言い分が正しかったのかがはっきりする。騙されないように意識しながら読んだのに予想もしないラストだった。確かに”抜け”はたくさんあるけれど、久々に再読したいと思った作品。東電OL殺人事件は有名な事件だけど、なぜここまで有名になったかといえば、やはり被害者が昼の顔と夜の顔を持っていたという点。被害者なのにプライバシーが踏みにじられるという怖ろしさを感じた。

2015/05/17

そのぼん

あぁ、ややこしい。最後までオチがわかりませんでした。ころされた女性の周辺を取材してひとりの人物をうかびあがらせる面白かったです。

2012/07/21

nyanco

『東電OL殺人事件』がモチーフにされているんだろうな…と、この不思議な事件にリアリティを持たせて、すんなりと物語に入り込ませてくれる。湿気を含んだ霧が立ち込めるような、ギトギトとした油の膜が粘りつくような感じ…読者を不安のアリ地獄に追い込んでいく。殺された奈美、妹の真緒、従兄弟の恵美、そして女性ライターの百合子…、同年代のよく似た彼女たち…、読者は作家の狙い通りに翻弄される。何度も何度も、Aなのか?それともB いや…Cなのか…いや、一番最初のトラップのXは…?続→

2010/12/08

まど

実際の事件をモチーフにしてこんなふうに展開させたことや、伏線の張り方がさすがの面白さ。折原さんの作品は、読み始める前の期待が大きすぎちゃうので、もっとびっくりさせてほしいって欲張りなことを思ってしまうのでした。

2011/09/01

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