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奇跡

奇跡

奇跡

作家
中村航
是枝裕和
出版社
文藝春秋
発売日
2011-04-27
ISBN
9784163301402
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奇跡 / 感想・レビュー

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ちゃんみー

九州新幹線全線開通の日に奇跡を信じて。親の都合で福岡と鹿児島に別れてしまった男兄弟が、いつの日か又家族一緒に暮らせることを願って子供だけで旅に出る(少し大袈裟かなっ)。私は映画を見ないのでこの本の原案の是枝監督ってよく知らないんですけど、家族の形を描く人なのかなって。中村航の独特の比喩の言葉とあいまって心がポカポカと暖かくなる作品でした。

2013/10/15

takaC

『さくら』と『つばめ』の初回すれ違い地点で奇跡が起きるという発想は好きだ。物語的にもハッピーエンディングでよろしい。

2012/11/29

おかむー

なんかこうスタンドバイミー的なひと夏の冒険物語といったところだね。是枝裕和監督脚本の映画のノベライズということなのだけれど、中村航を目当てで読んだ俺としてはなんともモヤモヤ。中村航作品として見てみれば、それっぽい雰囲気はあるのだけれど、心をくすぐってくれるような言葉遊びやテンポのよい会話にはかなり足りないし、前半の湿度の高いもやもや展開に対して結末もささやかすぎて、いい意味で乾いた感じの本来の作風とはかなりテイストが違っちゃってるなぁ。期待しすぎた俺に問題があったのかどうなのか『もっとがんばりましょう』

2014/06/18

美紀ちゃん

桜島の噴火って、最近もニュースで見たけど、灰が本当にたいへんなんだね。ところで、子供だけで無謀すぎるょ。でも、大冒険だね。実際に体験することで、ぐんと成長する。

2013/08/24

はる

この本って映画になってたのか~。知らなかった!二人の兄弟がそれぞれの思いを胸に九州新幹線を見に行くのですが、兄弟以外にも学校の友達がなにかを吹っ切る為だったり、決意する為に新幹線というワードを使って進んでいるように思います。

2018/02/10

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