お楽しみはこれからだ
お楽しみはこれからだ / 感想・レビュー
ルピナスさん
久しぶりに観たTVで平野レミさんを見かけ、夫が和田誠氏だった事を今更発見し驚愕。嘗て子供達と絵本を楽しんだが、一番の思い出は和田誠氏の言葉遊び本「ことばのこばこ」。そんな思い出に惹かれ手に取った本書。映画好きの祖父の影響でクラシックな映画を多数観てきたつもりだったが、殆ど記憶にないものばかり。良い良い、目的は和田氏のイラストを堪能する事。内容は忘れていても、あの俳優も女優も特徴を良く捉えクスクス笑いが止まらない。映画の中のセリフ、よく耳にするようでここにルーツがあったのかという発見もまた面白しの一冊だった
2023/05/03
momogaga
読メ開始以前の既読本。和田さんの映画愛に脱帽です。
燃えつきた棒
映画の中の名セリフを話題に絵と文章で綴った本。 もちろん、読んでも毒にも薬にもならないが、スランプの僕にはこの軽さが何よりありがたい。 だが、その反面不満もある。 50年前の本であり、取り上げられている映画の総数117本のほとんどがハリウッド映画だ。 僕の大好きなヨーロッパの映画はたったの9本しか取り上げられていない。 『地下水道』(1957年)、『灰とダイヤモンド』(1958年)のアンジェイ・ワイダも、『野いちご』(1957年)のイングマール・ベルイマンも、『鉄道員』(1956年)、『刑事』→
2024/08/08
くさてる
1975年刊行の映画エッセイ。著者の和田誠によるイラストとお気に入りの台詞が掲載されている。まだビデオもなく著者の記憶によって書かれていたり、取り上げられる映画や俳優のなかには、現代では古典どころか忘れられているようなものもある。でも、和田誠のセンスで再現された映画の魅力は色あせることがない、そんな雰囲気あるエッセイ集でした。良かった。
2021/01/07
sibarin♪
チラチラ・ちびちび・パラパラしながら読んで、知らない映画もその映画の《名台詞》とともに知った風に思えてしまう本…と言うよりも和田誠さんのイラストに惹かれて購入したと言っても過言ではない本。洋画の中の名台詞に因みイラストが書いてありゆる〜く似ている顔にその俳優さんを思い出す。懐かしい一冊を本棚で見つけたので記録のために読了とします
2021/07/03
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