シャーロック・ホームズの私生活
シャーロック・ホームズの私生活 / 感想・レビュー
timeturner
今読むと古いかもと思いつつ読んだが杞憂に終わった。「こういう息苦しい時勢にあっては、世紀の変わり目に読まれたあの「ストランド」誌のことを思い出すだけでも、心の安らぎを覚えることだろう」とスタリットは書き、今の私はこういう人達が存在したと知ってなごむ。
2020/04/13
ぽま
シャーロキアーナの中でも、最も基本的な研究書の一つ。現在からすればやや古典的な解釈が目立つが、各論を手堅くまとめているので初心者でも読みやすい。ハドスン夫人に主眼を置いた論文は数が少ないため、6章は特に興味深く読めた。少々、熱に浮かされたような讃歌的な文章も見られるが、ドイル氏の存在を排斥するような「原理主義的な」内容ではない点は非常に好印象。末章収録のパスティーシュ『世界一の稀覯本『ハムレット』にまつわる事件』では、そのプロットも秀逸ながら、それまでの論文内容にもリンクしている部分もあって興味深い。
2012/11/27
ayako
まだまだ知らないシャーロックホームズがたくさんいて、 もっと読まねば!!ってかんじです
2016/10/23
感想・レビューをもっと見る