KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ミステリーでも奇術でも

ミステリーでも奇術でも

ミステリーでも奇術でも

作家
泡坂妻夫
出版社
文藝春秋
発売日
1989-10-01
ISBN
9784163437002
amazonで購入する

ミステリーでも奇術でも / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

お笑いループシュート

戦後の定時制高校に通いながらの会社勤めの話は、『春のとなり』にも実体験そのままに書かれていますね。 父親が要領が良くなくて、貧乏で全日制の高校に通えず、会社も定時制高校を卒業後にすぐに倒産して失業者になったりと、暗澹たる気持ちになるのに、どこか呑気な感じがするのは、泡坂さんの人柄なのでしょうか。 三姉妹の父親って(しかも下の二人は双子)、相当肩身の狭い想いをしたはずであろうに、それを感じさせないのも。。。

2017/12/28

感想・レビューをもっと見る