猫だって夢を見る
猫だって夢を見る / 感想・レビュー
ゴリゾウ
女子高生のセーラー服を論じて忠臣蔵四段目に及ぶ。名探偵バーティの話から夏目漱石と吉田茂に筆が至る。アッと驚くような、縦横自在の語り口、そして気品とユーモアがただよう名文。お洒落で粋で、ウンチク深い、ご存知丸谷エッセイは、いよいよ磨きがかかって、読みすすめるのが惜しくなるほどです。『カバー』 #1802
2004/12/26
mametoume
図書館の除籍本を頂く。二度目読了。短編のエッセイ集だが、かなづかひ、がこんな風なので不思議だ。飼い猫が闘病中時に難しい本が読めなくて、こちらを読んでみた。
2020/02/12
感想・レビューをもっと見る