この国のかたち〈1〉 (1986~1987)
この国のかたち〈1〉 (1986~1987) / 感想・レビュー
KAZOO
出版された時に読みましたが再読です。これは月間の文芸春秋に1986年から1988年の2年間に巻頭随筆に掲載されたものをまとめたものです。月刊なのであまり世論におもねるようなものはなく(もともと司馬さん自体の考え方がそうですが)、古典や歴史についてのものが多く私の肌合いにあったものでした。
2014/09/28
クサバナリスト
久々の司馬遼太郎作品。NHKスペシャルで取り上げられたので読んだ。来月『100分de名著』も司馬遼太郎特集だ。物語作品以外は読んでいなかったので新鮮だが、司馬遼太郎が今この時代にまだ生きていたら、内容もかなり違ったかもしれない。残り4巻を取り敢えず読もう!
2016/02/22
アポトキシン
司馬遼太郎のエッセイは初読みで、小説とは一味違った魅力があると思った。まず、司馬さんの博識ぶりには驚かされた。司馬さんが古書店の古文書をまとめて買いあさったのは有名な話だが、小説よりもエッセイの方がテーマが混在していることもあってか、そのひたむきな努力を感じられる気がした。また、一般的に「司馬史観」と呼ばれるものも私にとっては腑に落ちたものが多く、特に司馬さんが「異胎」と呼んでいる1905年~1945年までの話が良かった。
2020/01/14
悠々人
日本及び我々日本人は、何処から来て、どのような国家及び人間なのかを真剣に考えさせられる本です。
2017/09/26
Hiroshi Sugiyama
歴史エッセイって初めて読んだんだけど、先ず著者の見識の深さが出ていて感心させられた。今の日本の道のりの、見解の一つが知れてとても興味深く、秋の夜長にぴったり・・・次巻が楽しみ。
2016/09/18
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