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路上の視野 新装版: 1972-1982

路上の視野 新装版: 1972-1982

路上の視野 新装版: 1972-1982

作家
沢木耕太郎
出版社
文藝春秋
発売日
1993-10-01
ISBN
9784163481104
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路上の視野 新装版: 1972-1982 / 感想・レビュー

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踊る猫

ハードボイルドというか、綺麗な/清潔な価値観に基づいて書かれた本という印象を受ける。崇高ですらある。著者は中上健次や村上龍といった純文学や山本周五郎のような時代小説、向田邦子やトルーマン・カポーティといった書き手の書物たちと対峙し、丁寧にその対象を自分の語彙で整理しようとする。沢木耕太郎がイマイチ食えない人だなと思うのは、その「自分の語彙」への自己批評を禁じているところなのかもしれない。つまり、沢木耕太郎がどのようにして形成されたかが見えず、「透明な存在」としての沢木耕太郎という装置が批評を繰り広げている

2022/01/26

しろぶた

新しいジャンルに挑戦。ハードカバーを2〜3ヶ月持ちあるくくらい時間がかかりました。読んだことのない本についての、レポート。批評するこうも客観的に冷静に書くのかと思いました。人が書くものなので少しの主観はきっとあると思うが、彼の中に確固たる考えがある上での主観なので読んでいてとても気持ち良かった。人の批評は自分がしっかりしてないとできないし、とてもしなやかでないと嫌なものになってしまうので凄い!自分も自分の成長のために人を批評できる目線を持ちたい。

2013/11/09

jeans3

沢木孝太郎の二十代から三十代にかけて書かれたエッセイ集。書評もいくつか書かれてあり、何を読むかの参考になった。

2013/10/10

ステビア

二段組みのハードカバーで500ページ、という大きな本の中に沢木のエッセイがぎっしり。特に言うべきことはないのだけれど、面白かったですよ。

2011/10/09

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