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ペルソナ三島由紀夫伝

ペルソナ三島由紀夫伝

ペルソナ三島由紀夫伝

作家
猪瀬直樹
出版社
文藝春秋
発売日
1995-10-01
ISBN
9784163508108
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ペルソナ三島由紀夫伝 / 感想・レビュー

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さざなみ

東京都知事選での得票数が最大であった猪瀬直樹さんは著名な作家だとの認識はあった。 今、選挙戦たけなわでもあるので食わず嫌いであった三島由紀夫のことも知りたく興味本位で読んでみた。 ペルソナの意味、訳の分からない表紙のイラスト 読み終えて納得。いわんとしているのは代表作「仮面の告白」のようだ。今後三島由紀夫、猪瀬直樹両者の作品をもっと読んでみたいと思わせる本でした。

2024/07/02

ZUSHIO

三島由紀夫の評伝や研究本は山ほどあるが、この本は三島の新しい側面に、気づかせてくれた。 それは、三島由紀夫が本当に親孝行で真っ直ぐな人だったということ(自ら築いた家の方は顧みなかったようだが…)。 両親を養う為や安心させる為に必死で作家として自ら売り込んでいたり結婚する姿は意外だったし、1970年11月24日の夜に呟かれた「僕は(今夜は)すっかり疲れてしまった」や演説の後の「仕方がなかったんだ」という言葉はあまりにも両親と自分の小説に誠実すぎて、死なざるを得なかった哀しい一人の男の姿を浮かびあがらせた。

2017/07/28

トマズン

三島の生きた時代の背景について述べているが難しいな 官僚一家であった事くらいしか三島由紀夫について得られる物はなかったけど 父の梓は気になる。

2016/02/22

とみやん📖

名作だと思う。文芸評論と近現代史を掛け合わせたような本。三島文学には馴染みはないがその数奇な人生、人物像に興味があったので手にした。官僚三代の家計とは、知らなかった。3人ともタイプが違うが人間臭い。最後まで三島の気持ちは理解しかねたが、純粋で不器用な人だったことだけは想像がついた。それにしても猪瀬氏は官僚憎しだな。

2014/10/10

c3po2006

★★★★★

2015/11/10

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