保田與重郎と昭和の御代
保田與重郎と昭和の御代 / 感想・レビュー
ダイキ
当たり前の事ではあるのかも知れないが、すべてが現在から返照される。現在から照り返されたすべての過去は、たとえ正しくはあり得ないとしても、また、それが暫定的なものでしかあり得ないとしても、かがよう光が眼裏にあと引きつづける限りに於て、ここではすべてが肯われるものとして、一旦はある。しかも、残光をいただく空の眼裏は、人の眼裏よりもみれんに執念い。晷の方へ、晷の方へと誘れるうちに、ひとり迷い見た春の花ざかりの揺蕩は、散華への自傷であり、未だ見ぬ彼方へと向けた魂ふりでもあった。遥かなる何物かへの望見であり、冒険。
2020/10/04
ダイキ
図書館。
2015/03/24
霧
ロマン主義というのを世間一般で言われてるよりもう少し細かく見て理解する必要があると感じた。実際に奈良に行ったり、自身の著作を読まないと真の意味でわからないと思う。今のところは留保ということで。
2016/04/09
双海(ふたみ)
参考になります。
2013/08/27
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