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メタフィジカル・パンチ: 形而上より愛をこめて

メタフィジカル・パンチ: 形而上より愛をこめて

メタフィジカル・パンチ: 形而上より愛をこめて

作家
池田晶子
出版社
文藝春秋
発売日
1996-11-01
ISBN
9784163522500
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メタフィジカル・パンチ: 形而上より愛をこめて / 感想・レビュー

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fishdeleuze

「形而上」すなわち「自分が何者でもない」地点から、「形而下」すなわちそれぞれが「何者かである」ような人々を眺めたらこんなふうに見えるだろうという風変わりな人物批評集(あとがきより)。この人の批評は位相の逆転、そもそも~はという価値判断の転換の切り口が心地よい。但し、最後に収録された小林秀雄への手紙は別で、小林への畏敬と愛に満ちた素晴らしい文章である。「私の一生という私の経験の総和は何に対して過ぎ去るのだろう」という小林の想いは、メタフィジカルで何者でもない孤独な池田の心象を表しているようだ。

2014/12/06

しわじい

59p 人は、考えなければだめなのです 信じてしまってはだめなのです 信じてしまえば、そこでおしまい

2011/03/12

しわじい

102p  哲学の「難しさ」は、言葉の難しさでも概念の難しさでもない。ただ、驚くことの難しさ、これだけだ。普通に人は、リンゴが落ちても驚かない。しかし、万人にひとりの変人が、リンゴが落ちるということに、「驚く」。驚いて、考え始めるのだ、「なぜだ」。驚く、これは意志ではない、宿命だ。人は、意志によっては驚けない。それで、哲学には「入門」という事態はあり得ないのだ。

2010/10/19

しわじい

ちと、私には高度で難しかった。ほとんど理解できず。

2001/02/23

絵具巻

文京区立真砂図書館で借りました。

2013/12/01

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