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オウム真理教裁判傍聴記 1

オウム真理教裁判傍聴記 1

オウム真理教裁判傍聴記 1

作家
江川紹子
出版社
文藝春秋
発売日
1996-11-01
ISBN
9784163523002
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オウム真理教裁判傍聴記 1 / 感想・レビュー

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黒猫

オウム法廷内の各被告の供述が知りたくて読んでみました。特に坂本弁護士一家を殺害した時の中川、新実、早川らの供述かリアル。凄惨な現場。恐ろしい。また、風化しているから何ともやるせないが、事前に坂本弁護士がオウムを批判するビデオを上祐、青山、早川らに見せたTBSの関係者も断罪されるべき。とにかくいろんな人間が悪さをしてここまでの問題になった。もう一度、オウムという団体、マインドコントロール、社会とか宗教とかを考えてみないといけない。一過性の問題ではすまされないと思う。

2018/08/26

e r i .

図書館。ほぼ時系列で信者から始まった公判過程が分かりやすい。章節で読みたい公判を選べるのも良いと思う。写真と組織図・年表・裁かれる信者索引付き。ぎゅっと詰まっているので一つ一つは短い。4章で成っていますが教祖が出てくるのは最後の4章から。事件の概要もきちんと入っているのでやるせなさがすごいです。しんどかった。信者で顧問弁護士だった青山に対する著者の冷めた視線が印象的。

2014/07/19

活字@れつだん先生

読み始めたら一気だった。オウム裁判は有名なものしか知らなかったので、とても勉強になった。感情がぐちゃぐちゃになる。追い詰められて犯罪を犯し、後悔し泣いて謝る信者。加害者も被害者なのかな。犯罪を犯すためにオウムに入ったわけではないし。著者の中立的な書き方にがよい。弁護士と検察、どちらにも中立。素晴らしい本を読んで満足。

2022/11/27

おい

ひとつひとつの記事は中途半端な感じや物足りなさを感じるが、裁判の傍聴記としてはしょうがないか。ただそのボリュームはさすが筆者。 ★★★

2017/12/06

ふろず

シリーズを数回繰り返し読んでいる。 オウム真理教の中核を成した人々の知的水準の高さや犯行の生々しさに何度読んでも「なぜ」と思ってしまう。 マインドコントロールされていたから、ノーといえば命が危うい環境だったから、理由はいくらでも出てくるが麻原を面白おかしく報道した報道側、報道を受け取った側にも深い反省が必要だと強く考える。今後同じようなことが起こってはいけない。 また本書中に旧統一教会の元信者の言葉が出てくるのだが、今にも通用してしまう。カルトとの戦いは終わっていない。

2023/01/06

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