ふとどき文学館
ふとどき文学館 / 感想・レビュー
阿部義彦
中野翠さんの文学エッセイ、前に読んだ『ムテッポー文学館』の続編です。97年刊なので約四半世紀前ですか、しかし85年からサンデー毎日でのコラムはまだ続いてるみたいで、これは凄い事ですよね!今回も昔の本、今の本という括りで、山田風太郎から橋本治まで少数派好みの渋い本を中心に紹介。最終章〈本の話、対談〉が面白い。五人とされてますがその内三人は既に鬼籍に。又その三人(野坂昭如、久世光彦、坪内祐三)との話が最高でした。野坂さんとの対談では三島由紀夫にふれてさりげなく林真理子をクサしていました!長生きを願ってます。
2024/02/25
きみさん
中野翠さんの単行本は、内容にヴォリュウムがありすぎて、ワタシのてに余る。いろいろな知識・素養がないと、内容についていけないのだ。
2020/03/18
感想・レビューをもっと見る