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みんな夢の中: マイ・ラスト・ソング2

みんな夢の中: マイ・ラスト・ソング2

みんな夢の中: マイ・ラスト・ソング2

作家
久世光彦
出版社
文藝春秋
発売日
1997-11-01
ISBN
9784163535005
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みんな夢の中: マイ・ラスト・ソング2 / 感想・レビュー

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nonpono

あなたの人生の最後に聴きたい歌はなんですか。久世光彦のマイラストソングシリーズ。知っている歌は、またしみじみと聴きたくなる。知らない歌は、しゃにむに探して、出会いたくなる。そんな魔力を抱く本書。帯より「ラストソングを選ぶということは、自分の人生をどんな気持ちで終わるかということである。」。久世さんが泣きたいような心情で懐かしむ歌の数々。戦前の歌が多かったが、昔の歌の歌詞の言葉の持つ豊穣さよ、美しさよ、余韻よ、そこに酔い、舌を巻いた。歌の持つ力や奥行きを感じる一冊。

2023/04/13

小竹

人生の幕引きのときに聴きたい曲は何か―。著者にとって懐かしい歌(戦前のものが殆ど)を鍵に、次々と手繰られていく記憶を綴った1冊。私にとってはほぼ全てが知らない曲であったにも関わらず、温かく嬉しいような、どこか寂しいような読後感に満たされる。この人の言葉の選び方はモノクロ調で美しい。途中、どう読んでも内容が重複する部分があり「はて?」と疑問に思ったのだが、どうも雑誌「諸君!」の連載をまとめた1冊であるということが原因とみた。そのあたり、書籍化時に綺麗にすれば宜しかろうに。その点のみ残念。

2018/03/11

ナウラガー_2012

この後の続編は、本書の倍以上の収録数。よって、感想はそこに。

2017/08/15

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