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世紀末新マンザイ: パンク右翼vs.サヨク青二才

世紀末新マンザイ: パンク右翼vs.サヨク青二才

世紀末新マンザイ: パンク右翼vs.サヨク青二才

作家
福田和也
島田雅彦
出版社
文藝春秋
発売日
1998-03-01
ISBN
9784163539102
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世紀末新マンザイ: パンク右翼vs.サヨク青二才 / 感想・レビュー

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いのふみ

二人の格闘家が、飛び道具は用いず、力と技とで組み合っている(もしくはじゃれ合っている)印象。その嚙み合っているようで嚙み合ってない、嚙み合ってないようで嚙み合っている、不穏な雰囲気を立ち聞きする楽しさ。搗ち合いはするが、正面からぶつからず、互いに少しずつズラすのは、思想は違えど互いを認めながら言葉を返しているからだろう。その捻れた関係・“仲のよさ”は島田の「プロローグ」、福田の「あとがき」によく感じられる。

2016/08/08

giant_nobita

均質化していく世界の中で文化を成り立たせるために、いかにして階層性を持った差異を作るかがモチーフとなっている。島田の小説によく出てくる郊外や性や天皇といったワードについての話もあるので、参考になる。

2013/07/11

さらば火野正平・寺

すみません。飛ばし読みしました(笑)。

2011/05/05

散歩いぬ

最初から小難しくて挫ける。知識人の言葉遊びのように感じた。数々の引用が、自分に教養なさすぎてわからないのでなおさら。しかし文壇や論壇には今や影響力はないものなぁ。日本文化に革命を!と言うのがちょっと虚しく聞こえる。だからマンザイか。後半の芸術、食と住、ナショナリズムの南北東西、倫理と歴史・宗教は面白く読めるところも。やはり気になる部分には目が行くものだ。

2011/05/04

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