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暇がないから読書ができる

暇がないから読書ができる

暇がないから読書ができる

作家
鹿島茂
出版社
文藝春秋
発売日
1998-09-01
ISBN
9784163543901
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暇がないから読書ができる / 感想・レビュー

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minimu

図書館。書評集。世の中にはこんなにも本があるんですね。書評を書く立場の方でも、読まねばならない本と読みたい本は一致しないことが多く、常に本を買っているそうです。著者が読む本は膨大な量であることに加えて、分野も多岐に渡っていました。西原理恵子さんまで読んでいたとは。171頁「学歴は遺伝しないが、文学的教養は遺伝する。特に児童文学においては。」にドキッとしました。確かに、本を読む子になるか否かは、家にある蔵書数によると聞いたことがあります。将来、子どもができたら、児童書は適齢期に読ませたいですね。

2015/01/11

しんこい

1996年頃の書評なので、興味をもっても今入手できるか、ベルリン解放とかドビュッシー評伝、銀座育ちに大槻ケンヂ、結局どれも読まずにこの書評から得た知識で良しとしてしまいそう。

2015/04/22

xtc1961ymo

仏文学者の鹿島さんの、書評集。主に文春図書館に書いたものに、他で発表したのを加えて一冊にしました。また読みたい本が増えました。サブカルに造詣深し。

2014/11/13

viola

著者の本を色々読みあさっています。書評集となっていて、このタイトルは、ある書評のタイトル。確かにね~、忙しいときのほうが読書量増えてるんですよね^^ 幅広いジャンルの本が取り上げられ、普段読まないような本が多数。読んだことがあるのは『シスター・キャリー』くらい。集英社の『失われた時を求めて』は筑摩よりも読みやすそう? フランス版『風と共に去りぬ』らしいデフォルジェの『青い自転車』とか読んでみたいな~~。

2010/12/19

Susumu Kobayashi

著者の1996年から約3年間の書評が大部分を占める。前にも書いたが、こういう本は毒なのである。知らなければ読むこともない、読みたい本がまた増えてしまった。あとがきで、「金と暇ができたら、書評の注文は全部断って好きなことだけをしようと長いあいだ願っていたが(中略)与えられたわずかな時間に一気に本を読み、書評を書くということを何年も続けているうちに、それが、長いあいだ使われていなかった脳髄の機能を蘇らせ、脳の働きを活発にしていることに気がついた」と述べている。書評といわず、読書にはそういう効能があると思う。

2018/01/27

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