人生は五十一から
人生は五十一から / 感想・レビュー
踊る猫
軽いなあ、と思う。いい意味でも悪い意味でも。タイトルは人生の達人然とした貫禄を感じさせるが、しかしこの著者は感受性においてフレッシュさを保ち続けているようで、「現役」のスタンスから物申してみせる。「恥語」として「フェティッシュ」という言葉を槍玉に挙げるが、しかしこの著者はあらゆる物事に置いて細部に淫し、細部からマクロな真理へと至ろうと試みる。そのスタンスはやはり「フェティッシュ」としか呼びようがないもの(「神は細部に宿る」、か?)。そのこだわりや偏愛は「おたく」的であるとも言えるが、侮れない鋭い眼の人物だ
2022/02/06
Books1419+
古本屋で購入、自分がいま51なので手に取ってみたけど、1998年版で日本はドンドン悪くなると書かれている。東京オリンピックの前くらいが東京の良い時代であったと書かれているけど、2020年のオリンピックでもっと悪くなるのだろうか?オリンピックなぞ来なくていい。金と女と利権にまみれた物はいらないと言うと、非国民にように受け取られるのはやめてほしいよ。
2013/11/04
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