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思考のレッスン

思考のレッスン

思考のレッスン

作家
丸谷才一
出版社
文藝春秋
発売日
1999-09-30
ISBN
9784163556109
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思考のレッスン / 感想・レビュー

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てら

ドッグイヤーだらけの本になってしまった。丸谷氏が登場する本には私の知らない本が多数登場する。それが、私の知的好奇心をくすぐる。本作は「レッスン」というだけあって、読書術や考え方の拠り所、書き方について書かれている。其の中でも私は「ホームグラウンド」という考え方が気に入った。専門家「ホームグラウンド」をもつからこその専門家である。自分の専門での考え方を他分野に応用したときに面白い考えが生まれるというのは、なるほどなと思った。本書に出てきた学者さんの本をいつか読んでみたい。(折口信夫、バフチン、山崎正和)

2024/08/22

野の花

思考の準備のところでホームグラウンドを持つという事を学ぶ。本を読む時それがホームグラウンドであるというような読書をする。二つの主題(当面の対象と自分のホームグラウンド)をぶつけると評論が書ける。本を読むコツのところでは見返しに自分の索引を作る。また、人物表・年表を作る。他にも有意義なことがたくさん書いてあって手元に置いておきたい一冊でした。

2017/03/27

悠々人

・読書の効用は、情報をえられること。考え方を学ぶことが出来る。そして  書き方を学ぶことが出来る。 ・本との付き合いで大事なのは、孤立した一冊の本ではなく、「本の世界」  に向かい合い、その中に入ること。 納得です。

2016/12/04

ジンターカ橋

実に面白い本でした。ただ、知識の少ない私にとって例に出される本や作家の多い点で四苦八苦しましたが・・・。本の中で挙げられた作品を読んでから、もう一度読み直す必要がありそうです。

2014/06/25

ハイランド

あっさり書いてはいるが、これを生かすためには膨大な読書量と、明晰な頭脳を背景として持っていないと難しい。そういう意味で解説の鹿島茂の文章は滑稽。本を読まない学生が文学部に入るなよ。

2014/03/25

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