勝つ日本
勝つ日本 / 感想・レビュー
つちのこ
石原氏の歯に衣を着せない痛烈な毒舌と、かたや石橋を叩いても渡らないような慎重派の田原氏のバトル。このふたりは過去の対談のやりとりから喧嘩状態にあったが、今は仲良しらしい。 ふたりに共通しているのは、国家主義という反権力に立ち向かう反骨の精神である。そこにはわが国の民主主義と平和を守り抜きたいという強い意志がある。その裏には、愛国心のかけらもなく、個人主義に走り、もはや骨抜き状態になった現代の日本人の姿に、自立することへの重要さを説き、このままでは国が滅んでしまうぞ、と警鐘を鳴らしている。(2001.2記)
2001/02/26
Eiji
互いのレポートを出し合うという形式のこの本、やはり読めば読むほど、知れば知るほどこの日本という国をなんとかしなくてはと思ってしまう。
2001/07/30
おとう
おもしろい。保守本流とやや左の対論。
2014/03/10
感想・レビューをもっと見る