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堤防決壊

堤防決壊

堤防決壊

作家
ナンシー関
町山広美
出版社
文藝春秋
発売日
2000-03-01
ISBN
9784163560601
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堤防決壊 / 感想・レビュー

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あなた

ナンシー関の対談って大月ともそうなんだがどうもおもしろくないのだ。で、実はそのときに、このひとが「文体」の達人であったことも気付くのだ。彼女は毒をはいても理路整然と伝わる文体を発見していたのである。

2009/07/15

shibacho

地元の図書館にあったナンシー関本の一つだが対談相手が町山智浩の妹である町山広美だったので読んだ。町山広美が「映画って知識で見るのが偉いんじゃないよ」(うろ覚え)と断言しているところが一番面白かったです。あと「五体不満足」は乙武氏が竹野内豊に似てるから売れてるって箇所のくだりとか。差別を許さないという本がルッキズムによって売れているという考察は興味深い。

2019/05/08

小倉あずき

掲載誌はCREAだったそうだが、当時から鬼っ子のような存在だったのかそれともCREAが変節したのか。後者かな。それにしたって現在の読者はかつてナンシー関が連載持って居たなんて知る由も無い人が大半だろう。対談者の町山広美さんは放送作家で映画評論家の町山智浩さんの妹さんだと初めて知った。兄妹そろってご活躍なのだなぁ

2015/07/26

mejiro

時事ネタが古くなっていても気にならないおもしろさ。息の合った会話で笑った。

2014/11/28

marua

再読。友沢ミミヨを交えた鼎談での「マルセイユの鳥羽一郎」にまず爆笑。雑談ぽく見えるけど、いろんなもの・ことの持つ「意味」を提示してみせる言葉の使い方はこのコンビでも絶妙。画伯が町山女史にふつーにため口で突っ込むところも好きなんだなあ。あと、あつらえたようにぴったりな既製品を「チューモン」と呼ぶのも、すっごくわかる。

2014/08/23

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