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最良の日、最悪の日

最良の日、最悪の日

最良の日、最悪の日

作家
小林信彦
出版社
文藝春秋
発売日
2000-06-01
ISBN
9784163562100
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最良の日、最悪の日 / 感想・レビュー

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図書館で貸出用に不要になった本が、時折、「リユース本」として提供された時にもらってきた本を読みました。この著者のものでは、子供の頃(おそらく小学校高学年)にオヨヨ大統領シリーズを夢中になって読んで以来です。1999年雑誌連載のエッセイ集でした。普通に読みやすかったです。小渕政権を「最悪」と批判しているのが目立ちました。小渕氏と言えば、年号変わりでこのところ平成発表の様子がテレビによく登場しています。平成と発表したのが89年で、その10年後に首相になっていたんだなと思いました。それから20年です。

2019/04/16

きりぱい

最初が雑煮の話題だったので、すごいタイミングだと思いつつ、この手のご当地性が分かれる食の話は面白い。後はほとんどテレビや映画を楽しみ、政治などを腹蔵なく語るエッセイ。アリーmyラブ、ケイゾク、隣人は秘かに笑うなどのドラマ、サマータイム制度や早稲田の広末、小渕首相、クリントンなど、キーワードから見えてくる時代が懐かしくも思われる。「大阪の小さなホテルが消える」、思えば私も『幻の女』などの翻訳で読んでいた稲葉明雄氏の話「骨とハードボイルド」、今の原発問題にまさにスライド出来る「突然の恐怖」辺りが印象深かった。

2011/12/31

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