陽気なイエスタデイ
陽気なイエスタデイ / 感想・レビュー
いちろく
紹介していただいた本。2000年前後に発表されたエッセイを纏めた内容。実は阿刀田高の作品はこれまで食のアンソロジー短編をいくつか読んだ程度。ミステリやブラックユーモアの分野、特にショートショートやエロス系作品の大御所であるとエッセイを通じて知りました。著者が精力的に作品を発表されていた時と私には世代の差がある、と書くのは言い訳ですね。今の時代なら駄目でしょ?と思われる内容も、当時は許されていたのだろうな?と思えた点で、作品から世の中の変化を感じた部分もあった。国会図書館職員時代のエピソードが興味深かった。
2020/12/08
満月-ya
(処分済)
2001/02/23
よ
著者の名前をみて「旧約聖書を知っていますか」が面白かったなあと思い出し手に取った。「翻って考えてみると、出会いは、そのとき急に起きたことのように見えるけれど、本当はそうではない。こちらのほうに相応の準備があって、そこで初めて出会うことができる。」ここがすき
2022/10/27
なおこ
自伝的要素も含んだ、気楽に読めるエッセイ。作者が影響を受けた本の紹介もあり、読んで見たいと思った。聖骸布はイマイチだったが、全体的に、面白いおじさんの話を聞いている気分になれる。
2014/05/14
うたたね
講演会に足を運ぶほど、阿刀田先生が大好きです。今回、たまたまダールの短編と併読していたら、全く同じ本が、先生の運命を変えた一冊として出て来て驚きました。こういう偶然が起こるから読書は楽しい。阿刀田先生、最高です。
2013/10/16
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