東大生はバカになったか: 知的亡国論+現代教養論
東大生はバカになったか: 知的亡国論+現代教養論 / 感想・レビュー
nekozuki
東大に入るほどの学力はなかったが、教養の必要性を日々痛感するものとして知識人が現在の教育環境についてどのように考えているのか気になり読んでみた。 20年以上前の東大生の学力に焦点を当てた教養教育ないしは高等教育そのものの問題を検証している。ゆとり教育開始以降の学力低下は現在でも挙げられる問題ばかりであり、著者の懸念は的確に教育改革の悪影響を予測している。ゆとりど真ん中の私としては、自己努力で欠けた知識の補完を継続していく必要性を常々感じている。
2019/10/16
Taka
巨星落つと図書館で特集が組まれていたので借りてきてみた。東大のレベルも下がったなやれやれということなのだが、この情報が氾濫する中どこまでやれば認められるのか私はわからない。教養の目的とは改善する能力を養うこと。エピスラーメ。知識。ラクネー。技。教養とは耕すこと。うーむキラキラ系を要領が良いだけと言って。専門バカ。タダのバカ。それを率いるバカ。己をカルチベートしていく。人類社会の遺産相続。地球人感覚で物を見る。ベーコンの学問の分類の美しさ。人類のダークサイドを知れ。どう対処していくか。学ぶとは己にとって
2021/06/27
魚京童!
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1479.html
2014/03/15
ころこ
本書は雑誌に掲載された記事や論文の集積です。きっかけは東大生ですが、文部省が推進してきた授業の負担軽減による学力の低下を問題にしていますので、他の大学生を含めた若者の学力低下に警鐘を鳴らしているのだと思います。
2016/11/09
悠々人
全ての教師、教授、これから学校の先生になろうとしている人達に是非 読んで欲しい。
2014/11/08
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